11.拒食よりも大切にしたい夢がありました(山本佳奈)
山本佳奈(27)
医師
プロフィール
1989年滋賀県生まれ。医師。私立四天王寺中学・高等学校卒業。2015年3月、滋賀医科大学卒業。医師免許取得。同年4月より福島県の南相馬市立総合病院に勤務。大学時代から、医学博士・上昌広氏の下で貧血を中心に医療全般について研究している。
著書に『貧血大国・日本~放置されてきた国民病の原因と対策~』がある。
また、ハフィントンポストにてコラム連載中。
http://www.huffingtonpost.jp/kana-yamamoto/
克服前
症状
拒食
ダイジェスト
期間 |
状態 |
高1夏~浪人1年~大学入学(約3年半) |
拒食 |
大学1年~大学4年(約4年) |
ゆるい拒食 |
大学5年~社会人1年目(約3年) |
だんだん回復へ |
人生曲線
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【摂食障害】自由に食べる
こんにちは。お久しぶりです。すずです。
昨年から随分とご無沙汰しておりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は、その間ニュージーランドへ旅行へ行ったり、卒論を仕上げたりしておりました。
とりあえずなんとか卒業できそうです。わーい。
さて、今日は「自由に食べる」ということについて考察してみようと思います。
最近、私はつくづく「自由に食べているなあ」と感じます。
これは、摂食障害だった約6年半にできなかったことです。
自由に食べるって、普通の人にとってはあまりに当たり前すぎて考えることもないかと思います。
でも、摂食障害の時はそれができなくて苦しんでいました。本来、「食」って自由なもののはずなのに、自分で作り出したルールや拘りに縛られ、恐怖でがんじがらめになって、全然自由じゃありませんでした。
私にとって「自由に食べる」とは、
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【ブログ紹介】ステップあやさん
こんにちは。すずです。あと一週間でクリスマスですね~。本当に早い!
さて、今日はある方のブログを紹介したいと思います。
摂食障害に悩んでいる方なら、一度は目にしたことがあるかもしれませんが、
ステップあやさんのブログです。
あやさんは、約18年摂食障害で拒食、過食、過食嘔吐を経験され、完治されています。そして、現在は摂食障害カウンセラーや、栄養コンサルタント、ダイエットカウンセラーとして活動されています。
あやさんのブログは、本当に圧倒的な情報量ときめ細かい範囲で、おそらく質・量ともに、日本で一番の摂食障害のブログだと思います。
ご自身の経験はもちろん、栄養学的な視点や、心理学的な視点も踏まえてたくさんの記事を書かれています。また、本も2冊出版されています。
私が最初にあやさんの文章に触れたのは、高校生のとき、図書館で、でした。当時、拒食だった私は、その日も朝から何も食べずに図書館で勉強していたのですが、ふと立ち寄ったダイエット関連書籍の棚で本を手に取り、私がまさに今苦しさを感じていることと同じことが書いてある!と衝撃を受けたのを覚えています。当時は、病気の自覚もなく、食べないことの何が悪いんだ、食べなくてもやっていけるという気持ちと、食べたいけど食べられない、食べるのがどうしようもなく怖いという気持ちの両方があり、なんなんだ、これは、という思いでいっぱいでした。
本を読んですぐに食べられたわけではなかったですが、食べることを後押ししてもらいました。またその後、過食になってからも、本当に何回も何回も助けてもらいました。
きっと、時期によって、全く頭に入ってこないこともあるし、あやさんのおっしゃること全てが全員に当てはまるわけではないと思います。でも、きっと何かしら良いヒントをもらえると思います。
自分に必要そうなところだけ読む、という形でもいいと思います。私もよく読んでいた時期も全く読まない時期もあり、特定の記事だけ読んでみたりと、ある意味適当に、自分に必要な情報を頂いていました。
とにかくまずは一度、あやさんのブログを覗いてみてほしいです。
特に、クリスマスも近いので、この記事なんかもおすすめです。
最後になりますが、あやさん、本当にありがとうございました。
また、ご紹介させて頂くこともご快諾して頂き、ありがとうございました。
この場を借りて、重ねて感謝申し上げます。
では、良い日曜日をお過ごしくださいね。私も卒論やります…。笑