【摂食障害】基準なんて幻想に過ぎない
こんばんは。すずです。
今日はちょっとアウトプットしたい気分なのでだらだらと書きます。アメリカから初投稿です!Yeah!!!
さて、アメリカに来て2週間経ちます。
こちらで生活していると、なんだか自分が細く小さくなったような気になります。
私は、日本では標準体型ど真ん中(むしろちょっとむちっとしているくらい)なのですが、こちらは大きい方が多いので、相対的に私は細く小さく見えます。
また、服を買うのにも、つくりが大きいものが多いので、普段より小さいサイズになったりします。
改めて、痩せている、細いってどういうことだろうと思いました。
私の体型は、日本社会の基準では、ほぼ標準。アメリカ社会の基準では、やや細い。
この社会による基準の違いって何なんでしょうか。
でも、このような違いは至るところにあります。
例えば、コンプレックスと感じる部分も違います。
私は自分の一重で細い目をとても嫌っていました。(今は嫌いではないです。普通です笑)特に笑うと目がほとんどなくなるので、意識的に笑わないようにしていた時期もありました。
目が大きい方が可愛いし、価値がある。それは揺るがない絶対のもので、そうじゃない自分は劣っている、ダメだと思っていました。
先日たまたま韓国人の友達と整形の話をしていたのですが、日本人や韓国人は目がコンプレックスで整形する人が多いのに対し、欧米人は逆に鼻をコンプレックスに感じる人が多いそうです。逆に目はあんまり気にしないそう。
ここでも社会による基準の違いがあります。
結局、何が言いたいのかというと、
自分の体型がどう見えるか、何が美しいとされるかの基準なんて、社会によって異なりなます。
そして、社会によって変わるくらい、基準なんて曖昧で不確かなものです。
摂食障害のときは、日本社会で良しとされている基準(=痩せていること)に合わせることに必死になっていたなあと思います。痩せていない自分は悪だ、痩せていないと意味がない、痩せていないと価値がない、と思っていました。
私にとって、この基準は絶対で、自分の価値を決めるものになっていました。
イメージで言うと、たとえ自分がどんなに他の事で成果を出したり、良いことをしてたくさんの白い部分を持っていても、痩せていないというその1点で、全て真っ黒になってしまうような感覚でした。
本当は、真の基準なんてないし、気にする必要もないのでしょう。
とは言っても、自分は日本社会で生きていくし、自分が美しいと感じる容姿もあります。
私は、別に日本人は痩せすぎなんだから、太ってもいいじゃん、気楽にいこうよ、とか、目なんて小さくてもいいじゃん、気にしすぎだよ、なんて言うつもりはありません。
自分のいる社会に適応したいと思うのは当たり前だし、社会の中で美しいとされているものを美しいと感じるのは当たり前だと思います。私だって、できればもう少しシュッとして、目が大きかったらいいなと思います。
じゃあなんなんだよ、と思うでしょう。
私がおすすめしたいのは、別の基準を知ることで、自分が絶対と思っている基準とのバランスを上手く取れるようになることです。つまり、相対化して見れるようになることです。
私の摂食障害が治った大きなきっかけとして、留学があるのですが、外の世界に出ることで、異なる基準を自分に取り入れていくことができたのが良かったのだなと思います。異なる基準があることを、身をもって体験することで、自分の信じ込んでいた基準だけじゃなくなって楽になりました。
痩せてないと価値がない、その強固なまでの基準に縛られて、苦しくなっている人が多いと思います。それしかないのだと。それに合わせられない自分はおかしいのだと。私もまさにその一人でした。
でも、その強固なまでの基準の周りに別の基準を取り入れてバランスを取れるようになることが治すために必要なことなのかなと思います。
完全に手放す必要はなく、バランスです。
今まで私がお話を伺った克服者の方々も、太ってもいいや、と完全に痩せの基準を手放したというよりも、自分の中でバランスがとれるようになったことで回復に向かっていきました。これは本当に皆さんそうです。
だから、今苦しんでいる人はちょっと意識して、自分の信じ込んでいる基準以外の基準を取り入れる体験をして、バランスを探ってみてほしいです^^
具体的には、海外旅行、新しいアルバイト、新しい友達と出かける、ヨガ、スポーツ、新しい習い事、新しいサークル、なんでもいいと思います。新しい刺激の積み重ねが大事なのかなと思います。こればっかりは自分で探るしかないですが、なんでもトライしてみるのみです!
では、上手くまとまりませんが、今日はこの辺で。抽象的なことを言語化するのって難しい、、思ったより時間が掛かってしまいました、、。もっと上手くできるようになりたいな、、、。
最後に、こっちのスタバの写真を載せておきます。
(店員さんにほぼ100%の確立で、Susanと書かれます。もしくはSuzy、、。どうもSuzuって言いにくいらしい、、。)
ではでは、素敵な1日を!
Have a nice day!